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2011年8月25日 (木)

涼風家シネマクラブ/新作紹介■明りを灯す人

監督・脚本・主演/アクタン・アリム・クバト
キャスト/アクタン・アリム・クバト、タアライカン・アバゾバ、アスカット・スライマノフ、アサン・アマノフ、スタンベック・トイチェバエフ、ほか。
2010年/80分/キルギス・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ

 元ソ連領のキルギスを舞台にした作品。
 単純にソ連領だったと聞くとバルト三国などヨーロッパ系のイメージに感じてしまうのだけれど、登場しているキルギスの人々はアジア系であり、日本人にも顔だちが似ている。
 政治体制の変化による経済の変化など、キルギスの人々が置かれた現状を描き出すと共に、そこに生きる素朴な人々の生活を通してグローバリズムへの疑問も投げかけているような気がした。
 ソ連領時代には貧しくはあっても安定していた主人公の住む村は、資本主義経済によって貧しさが強調され、電気料金も払えない人々がいる。そんな村民には内緒で不正に電気を引いてやるのが主人公の「明り屋」と呼ばれる電気技師だ。もちろんそのことが問題となって技師の仕事を追われたりもする。

 日本公開は9月より。
 公式サイト■http://www.bitters.co.jp/akari/

Photo


 いつかは村の電気をまかなえるようになりたいと、自作の風力発電機の調整を続ける主人公だが、風車は回っても一向に発電されることはない。
 あらたに都会からやってきた若い政治家が主人公の風力発電に興味を持ち、中国の投資家に紹介したいと持ちかけたりもするのだが…。
 大きく時代が変わろうとする時期に立ち会っている主人公の姿は、そのまま監督の思いでもあるのだろう。キルギスのこれまでとこれからを映画という形で記録しておきたいという気持ちが伝わる。
 大まかにストーリー的なものはあるにはあるが、主人公を中心にしたキルギスの人々の日常を淡々と描いた作品といえる。
 
 ちなみに、監督はこれまで使ってきたロシア名、アプディカリコフから、本作でキルギス名、アリム・クバトに変えた。
 

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