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2011年10月13日 (木)

涼風家シネマクラブ■グッド・シェパード

監督/ロバート・デ・ニーロ
製作総指揮/フランシス・F・コッポラ
キャスト/マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、ロバート・デ・ニーロ、ほか。
2006年/アメリカ/168分
DVD発売・ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

 アメリカが第二次世界大戦に参戦する少し前、エドワードはイエール大学の学生だった。エリート学生組織「スカル&ボーンズ」に誘われ秘密結社的なそのメンバーになる。このことが彼のその後の運命を決定づけていたのかもしれない。
 大学では文学とくに詩を学ぶ彼は、図書館で耳の不自由なローラという女性と出会い恋に落ちる。
 そんなころ、論文の担当教授に疑惑を持つFBIから接触があり、エドワードは教授の交遊関係を探らされる。教授はナチスの人間と交流があったのだった。直後、アメリカは参戦し、エドワードは友人の妹クローバーと結婚。結婚式の当日に戦略事務局(OSS)の一員としてロンドンに赴任することが決まる。
 ロンドンでは意外な人物から諜報(ちょうほう)活動について学び、感情を表に出さず淡々と仕事をこなしていく彼の評価も上がっていく。が、数年にわたる赴任生活や帰国後も仕事についてはいっさい口を閉ざすエドワードに妻は不信感を抱いていく。
 やがて大戦も終わり、戦後の混乱の中、ナチスの残党や捕虜をめぐってソ連の諜報機関とのあいだで駆け引きが繰り返される。そしてキューバ危機へと時代は流れていくのだ。
 ここでエドワードのチームは重大な失敗をしてしまう。情報がもれていたのだ。
 映画の中での「現在」はキューバでの作戦失敗でエドワードが窮地(きゅうち)におちいる1960年代初頭。情報をもらしたのは誰か、という推理と調査に平行して、学生時代から現在にいたるエドワードの過去が描かれていく。
 ポーカーフェイスで感情を表さないエドワードを、マット・デイモンはじつによく演じている。
 OSSがCIAとして再編される中での、アメリカの情報戦略の裏側をスリリングに描いた作品で、ひとりの男の人生を通して時代の流れをも描いていくのは「ゴッドファーザー」にも通じる見ごたえだ。

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