2016年7月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 涼風家シネマクラブ■モスラ | トップページ | 涼風家シネマクラブ■フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) »

2011年12月 3日 (土)

涼風家シネマクラブ■さよなら、さよならハリウッド

監督・主演/ウディ・アレン
キャスト/ティア・レオーニ、トリート・ウィリアムズ、ほか
2002年/アメリカ/113分

 ウディ・アレンといえばニューヨーク、マンハッタン。今回もニューヨークを舞台にした映画である。
 かつてはアカデミー賞も獲ったことのある映画監督だが、その性格から現在はCM撮影すらまともにできない主人公のヴァル。そんな彼にハリウッドの大手映画会社から話題作の監督としてオファーが入る。それは元妻・エリーがプロデューサーとして彼を推薦したことで実現したことであったが、映画会社の社長はエリーの現在の恋人で、ヴァルからエリーを奪った張本人でもあった。
 イロイロな葛藤の末、監督を引き受けることになったヴァルだが、クランクインの前日、ストレスから視力を一時的に失ってしまう。右腕のエージェント、アルの助言もあって周囲にそのことを隠して監督をするヴァルだったが…。
 笑って泣けてホッとする、そんなウディ・アレンのスタイルが今回も遺憾なく発揮された作品だ。
 腕はいいがワガママで、有能な補佐がいないといい仕事ができない主人公を軽妙に演じるウディ。そんな彼を信じて助け、ときには叱るエリー。ふたりはいつしかかつての夫婦のように、いや恋人に戻っていく。 映画の中で映画の撮影が進むという、劇中劇のような部分もあるが、ウディが演じるウディといった印象で、現実と虚構が混じり合っていく印象もある。
 それにしても、このウディ・アレンという人、観ている人を楽しませるということに関しては本当に天才である。いつのまにか映画に引き込まれて大笑いしたりホロっとしたりしてしまっている自分に気づく。大げさに笑わせようという演出ではなく、日常的な動きや言葉に笑わされてしまうのだ。またそれと同じように主人公の恋愛に引き込まれて行ってしまう。映画は、映画を見ているあいだ、日常のすべてを忘れて映画の中に飛び込んでしまうものだが、ウディの作品はまさにそんな印象があるのではないだろうか。
 疲れている人にはぜひ観てほしい。

« 涼風家シネマクラブ■モスラ | トップページ | 涼風家シネマクラブ■フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) »

洋画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1533253/43123213

この記事へのトラックバック一覧です: 涼風家シネマクラブ■さよなら、さよならハリウッド:

« 涼風家シネマクラブ■モスラ | トップページ | 涼風家シネマクラブ■フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン) »

フォト

涼風家(すずかぜや)の電子書籍

  • ブクログのパブー