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2012年7月17日 (火)

涼風家シネマクラブ■サマータイムマシンブルース

監督・プロデュース/本広克行
キャスト/瑛太、上野樹里、与座嘉秋、川岡大次郎、ムロツヨシ、真木よう子、永野宗典、本多 力、ほか
2005年/日本/107分

 とある地方の大学にあるSF研究会。そこは元々カメラクラブだった部室で、現在カメラクラブの女の子ふたりは廃部の危機にさらされながら、暗室で活動を続けている。そしてSF研のメンバーをモデルにして作品を撮影することも…。 そんな夏のある日、とんでもない事件が起こってしまうのだ!
 本作品は、劇団「ヨーロッパ企画」が元々舞台で演じていたもの。それを見た本広監督が気に入り、作者である上田誠に映画用の脚本を依頼、制作が始まったということだ。
 そういわれてみると部室を中心にしたストーリー展開など、舞台劇的な雰囲気である。監督は舞台の面白さをなるべく再現したかったようだから、その意味では成功しているだろう。
「タイムマシン」という小道具(大道具か?)を使っているため物語の構成はちょっと複雑である。最初のシーンで起こるいくつかの不思議なことが、じょじょに明かされていくということになるのだが、その中にはラストシーンにつながる部分も含まれている。
 なかなか考証的にSFしてる部分もあるのだが、全体としては出てくる要素のそれぞれがすべてつながってしまうというご都合主義的なところもあって、その意味でも舞台的な印象を受ける。あるいは深夜枠のバラエティーか。ともかく細かいことはヌキにして楽しんでもらいたい映画ということは言える。特別笑いを狙ったシーンというものはないのだが、全体として安心して笑える映画になっているで、何も考えず登場人物たちのドタバタを楽しんでほしい。
 劇中、タイムマシンは25年後の世界からやって来る。大学があるという町をSF研のメンバーたちが案内すると「変わってないですねえ」と未来から来たSF研の後輩はいうのだが、この町がまた都会に住んでる者にとっては懐かしい光景に思えてしまうような場所。ロケは香川で行われたようだが、のどかで実にいいのである。ある意味、この舞台となっている町に観ているわれわれがタイムスリップしてしまっているのかもしれない。

初出/「微熱」05年10月号(セブン新社刊)

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