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2014年9月14日 (日)

涼風家シネマクラブ■NARCO・ナルコ

涼風家シネマクラブ■NARCO・ナルコ

監督・脚本・台詞/トリスタン・オリエ、ジル・ルルーシュ
キャスト/ギョーム・カネ、ザブー・ブライトマン、ブノワ・ポールヴールド、ギョーム・ガリエンヌ、ほか
2004年/フランス/105分

 題名の「ナルコ」は、睡眠障害のひとつ「ナルコレプシー」から付けられています。これは1000人にひとりともいわれる発症率の睡眠障害ですが、ストレスを感じると、眠ってしまうというものです。本作の主人公、ギャスも子供のころからこのナルコレプシーの発作を繰り返し、いつでもどこでも、なにか精神的な変化があると眠ってしまいます。そのため定職につくことができず、悶々とした日々を送っているのです。
 けれどギャスはある日、発作で眠っていま時に見る夢を、子供のころからの志望だったコミックにして、作家になろうと決意します。
 もともと絵がうまかったギャス。夢を見るたびに、その内容をコミックしていきます。けれど妻のパムは、そんな夫の行動を理解せず、まさに夢のようなことを考えている、と相手にしません。むしろ普通に働いてほしいと考えるパムは、ギャスの病気を治すためにカウンセリングに通わせるのですが…。
 と、このように説明すると、なんだか暗い映画のようですが、本作はむしろコメディといえるほどテンポもよく、思わずニヤリとしてしまうシーンが盛りだくさんなのです。
 日常のギャスと夢の中でのギャスとのギャップも、戦争映画、アクション映画、SF映画といった雰囲気で映像として楽しませてくれるのもみどころ。個人的には、妻パムが変化していく姿に驚かされました。
 音楽もフランク・シナトラからテンプテーションズ、キンクス、ヴェルベット・アンダーグラウンドなど、ノリのいい楽曲が流れます。
 いまや5人にひとりはなんらかの睡眠障害を抱えているといわれる現在、ナルコレプシーに関しても広く知られるようになってきました。とはいえ発症率の低さから周囲の理解を得にくいのも事実。この映画はナルコレプシーについて広く知ってもらうことも意図していますので、ぜひ映画を見て欲しいと思います。


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